監視カメラシステム全体の電気代削減について

ZoneMinderを通常運用しだすと、録画システムと言う位置づけの為、24h365d(24時間365日)での稼働が求められるため、安定性と電気代、騒音が気になるところです。消費電力を下げることは、冷却システムの簡易化、引いては騒音、電気代の削減につながります。

また、契約している電力会社を適切に見直すことで、電気代そのものを安くすることもできます。本投稿では、電気代削減に焦点をあて、私のノウハウを公開いたします。

消費電力そのものを下げるためのハードウェア選定

CPU

CPUを用いてffmpegによるリアルタイムエンコードをするか否かによって選択肢が分かれます。カメラ側でH.264エンコードをサポートしており、ZoneMinderサーバでは、「オプション>Storage」の設定で、「H264 Camera Passthrough」を選択するのであれば、ffmpegによるエンコードがされない為、CPUは低消費電力のCPUを選択して問題ありません。

ZoneMinderでCPU負荷を抑える為、H264のカメラ画像をそのまま保存する設定

反対に、USBカメラ等を用いており、ffmpegでエンコードしながら保存する場合には、多少高いCPUを購入するといいと思います。

HDD

保存したい期間×カメラ台数で容量を見積もります。お勧めは8千円以下で購入できる2.5inch HDDです。私は消費電力が2w以下となるSeagateのST2000LM015をよく使います。Western Digital Purpleも何度も納品したことがありますが、「3~5年程度でカメラのLEDが壊れたので、あわせて交換してほしい」と言われ交換してしまうため、まだWestern Digital Purpleの故障でHDD交換したことはありません。消費電力が5.3wの6TB(WD60PURZ)辺りが良いと思います。

電力会社の見直し

防犯カメラを24h365d(24時間365日)で10台も設置すると、月の電気代が1000円~2000円上がることもざらではありません。そこで、安い電気会社を選択することをお勧めします。ご参考までに我が家の電気代の明細は以下の通りです。

我が家の電気代

ポイントは、電力量2段料金と、電力量3段料金とが非常に安い点です。東電の従量電灯B・Cの電気代は下表のとおりです。~120whは通常の照明と冷蔵庫だけで使い切ってしまう為、システム全体の消費電力を下げる対策と「安い電力会社」の選択を併用したいところです。

項目電力量東電の電気代目安我が家
電力量1段料金~120wh19円88銭19円69銭
電力量2段料金121~300wh26円48銭23円70銭
電力量3段料金300wh~30円57銭23円99銭

携帯電話の電話代と同じで、格安SIM化すれば月の電話代を1万円から2000円に下げられるのと同様、電気代も契約次第で大幅に削減できるため、見直してみてもいいと思います。

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