zoneminderにONVIF対応のネットワークカメラを登録する方法です。「ONVIF対応のネットワークカメラ」と書きましたが結局のところは数千円で購入可能なスマートカメラです。
USB接続のWebCamについては、別途登録方法を紹介します。




上記までで、zoneminderが自動検出したONVIFカメラの情報が、カメラ登録画面に反映されます。この時点ではまだ「zoneminderが機器情報から読み取った情報を登録画面に入れてくれた」だけの状態です。
以下の一般設定~Miscまでの各画面で必要項目を入れて保存して登録完了となります。(左側のリンクを押してページ移動しても、入力値は保たれます)


DecoderHWAccelNameと、DecoderHWAccelDeviceは、GPUエンコードの指定です。GPUエンコードをサポートしたハードウェアかつ、ffmpegがGPUエンコードをサポートした状態でコンパイルされているときは、指定可能です。





登録完了すると、以下画面のように、対象カメラからの録画が開始されます。ソース列にあるIPアドレスをクリックすることで、先ほどまで設定したカメラの設定画面を表示可能です。設定値を見直したい場合には、そちらから設定しなおしてください。

他に、機能列で「Mcord」となっている箇所は、以下の何れかに変更することが可能です。
用途に合わせて適宜選択してください。私の場合には「Mcord」での運用が多いです。
Function | 意味 |
None | モニターは現在無効になっています。ストリームを表示したり、イベントを生成したりすることはできません。何も記録されません。 |
Monitor | モニターはライブストリーミングでのみ使用できます。画像分析は行われないため、アラームやイベントは生成されず、何も記録されません。 |
Modect | MOtion DEteCTtionの略。キャプチャされたすべての画像が分析され、モーションが検出された録画ビデオでイベントが生成されます。 |
Record | モニターは継続的に記録されます。固定長のイベントは、従来のタイムラプスビデオレコーダーと同様に、モーションに関係なく生成されます。このモードでは、動きの検出は行われません。 |
Mocord | モニターは継続的に記録され、それらのイベント内でモーションが強調表示されます。 |
Nodec | No DEteCTtioの略。外部トリガーで使用するように設計された特別なモードです。 Nodectではモーション検出は行われませんが、外部トリガーで必要な場合はイベントが記録されます。 |
以上でONVIF対応カメラの登録は完了です。