tp-link製のtapo c100とtapo c200と言うカメラを屋内で利用していましたが、無線LANが定期的に切れる問題で困っていました。しかしながら、以下の対策で安定録画可能となりました。
- ファームウェアを最新版へ更新
- SSIDの非表示⇒表示へ
- 複数APで同じSSIDを利用していた場合、カメラ用だけは重複しないSSIDへ変更
上記3つの対策で安定しました。
SSID非表示を辞めた背景
無線LANの設定はセキュリティ強化のために以下を実施していました。
- 無線LANアクセスポイントに難しいパスワードを設定
- SSIDを非表示にする
- 暗号化モードはWPA2(AES)ないしはWPA3を利用する
- WPSはPIN番号を利用せず、プッシュボタンのみ有効とする
- MACアドレスフィルタリングを設定する
- ゲストネットワークを無効にする
- パスワードは英数小文字、記号を含めて桁数の多い物を設定する
スマートホーム製品導入時に、設定アプリの特性上、SSIDを非表示にするとセットアップさえ出来ない機器が存在した為、仕方なく道路から遠い場所のみ、SSIDを非表示にせず運用することとしました。
そうしたところ、SSID非表示の無線LANアクセスポイントに接続されているtapo c100/c200だけは今まで悩ませられていた以下症状が出なくなりました。
複数APで同じSSIDを利用するのをやめた背景
無線APが故障した際に、同じ設定・SSIDでAPを作り直したところ、Tapoデバイス含めTP-LINKのスマートデバイスは全てSSIDが同じにもかかわらずつなぎなおしてくれませんでした。
しかたなく、全部の危機をリセットし再設定したところ問題なくつながりました。このことから、複数APで同じSSIDを利用していた場合に、不安定になると仮説を立て、無線カメラが接続するSSIDは重複しないようにしたところ、安定しました。
tp-link tapo c100/c200で発生していた不具合
- 定期的にTapoアプリから見えなくなる
- 定期的にonvifによるzoneminderからの録画が出来なくなる
- (無線が切れているので)Tapoアプリの動体検知通知が飛ばなくなる
tp-link tapo c100/c200で他に困っている問題
一番困っていた無線LANアクセスポイントが近いにもかかわらず、無線が切れる問題が解決した為、困っている問題はほぼなくなりました。あえて挙げるとすると以下のみです。
- 無線LANの届くギリギリの箇所に置いた場合、WIFIが不安定となる⇒この点については仕方ないとして諦めており、無線LANアクセスポイントの追加、もしくはPoEタイプのカメラで代替するなどして対策しています
- tapo c200が再起動した後、カメラが回るのですが、たまに見ている方向が微妙にずれていることがある⇒天吊りではなく、ピアノの上のカバーの上に置いているものなので、たまに手で向きを直してやっています
無線LANが頻繁に切れていた時期は、有線の製品に全部置き換えようとも思いましたが、上記の通り対策後は安定しているため、壊れるまで使い続けようかと思います。
【後日追記】一部個体が不安定な事象について
tapoはc100が2台、c200が4台の計6台を運用しています。うち、1台のみ上記対応を行い環境・設定も同じにもかかわらず定期的にカメラがハングアップする個体がありました。
実は、上記の調子の悪い一台は購入時から「なんか不安定な個体だな」と思い、何度かリセットしたことがあります。こちらに関しては、ベンダ問い合わせを実施予定です。
上記、部屋のドアの開け閉めを行った際によく発生していたことから、SSIDの重複をなくしたことで安定しました。