ZoneMinderでの動体検知制度調整方法

ZoneMinderでは、動体検知があった場合にイベントを記録し、後でイベントが発生した時間帯のみ録画映像を確認することが可能です。

しかし、この動体検知は、どの程度画面上動きがあったかを検知する閾値を設定することが可能です。具体的には以下の図の「参照画像ブレンド」の値を上下させることで調整可能で、小さくすると少しの動きでも検知し、大きくすると、大きな動きのみを検知します。

場所
屋内6.25%程度を推奨
屋外12.5%~25%程度を推奨
参照画像ブレンドの推奨設定値

ご参考までに、私が屋内、屋外で設定している値は以下の通りです。

屋内の参照画像ブレンド設定値:6.25%

屋内の参照画像ブレンド設定値:25%

カメラの動体検知制度は、運用しながら決めていくのが良いので、一度設定して数日運用し、イベント発生件数を確認後以下の通り調整します。

過検知が多い画像参照ブレンドの数字を上げる
検知すべきものが検知されていない画像参照ブレンドの数字を下げる

また、カメラの一部にだけ、「別にこのエリアは検知すべきではないのに、木の葉が揺れてよく検知されてしまう」というような場合には、「イベント検知エリアの設定」を行うことで、イベント検知する領域を指定することが可能です。